2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ボードレールのレズビアン詩について考えている今日このごろ、コクトーが同じく伝説のレズビアン詩人サッフォーに寄せた詩を読む。 ボードレールの「レスボスの島」は、たしかにサッフォーのヒロイックな生に共感を寄せた讃歌だ。だが、ロマンティックで悲劇…
うほほ〜い。 ジョージ・プラット・ラインスは、生涯にわたって撮り続けたメイルヌードのほぼすべてを隠した。 メイルヌードを陽の下で完璧なアートに完成させたのが、ブルース・ウェーバーだ。 ゲイ・メイルヌードの大家といったらロバート・メイプルソープ…
前に取り上げたAfterElton.comのThe After Elton.com Hot 100 List(AfterEltonが選ぶセクシー男TOP100)が発表になりましたよ〜 お姉さんサイトAfter Ellenのいわば元ネタ企画、AfterElen-Hot 100の仕様からして超期待してたんですが、期待通り…フッフッフ…
ボードレールとレスボフォビアの系譜 の、続きである。 (この話題を始めてしまったことをもうかなりヤヴァいと感じているのだが、とにかく、始めてしまったので、とにかく行ってみる。) モンスター化するレズビアン ボードレールのレズビアン幻想の本質を看…
ボードレール(1821-1867)がレズビアンに強烈な思い入れを持ち、(彼の脳内イメージの)レズビアンに寄せる詩を書いたことは有名だ。 柿沼 瑛子, 栗原 知代『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』(1994)にも、『悪の華』は「レズビアン文学」としてピックアップさ…
昨日7月19日、当ダイアリーの過去記事からトラックバックが送られ、不審に思われたはてなダイアラーの方々がおいでと思います。 昨日、当ダイアリーに新カテゴリを追加し、あわせていくつかの過去日記のカテゴリ欄を修正編集しました。 そのさい、該当日記に…
タイトルを憶えていない…これで良かったか?*1 なんだか妙にこの絵が見たくなったので、イメージ検索でゲット。 アンリ・トゥールーズ=ロートレックは、貴族の生まれだがキャバレーに埋もれて歓楽街の人間群像を描きまくった。彼の作品には、レズビアンの絵…
映画研究者hanak53さんのブログで、オリバー・ストーン『コマンダンテ』の評を拝読し、「おおおっ」とのけぞった僕である。 ハナログー『コマンダンテ』は腐女子におすすめ ハナログー密着するフィルムメーカー いわゆる「ホモソーシャルな男同士の絆」から…
ジョージ・プラット・ラインスのエントリを書いたとき、glbtqのPhotography: Gay Male,Pre-Stonewallを手引きに19世紀末から20世紀前半ぐらいの黎明期(?)のメイルヌードフォトをネットで漁り回った。そして改めて、というか、今さら言うまでもないが、西のゲ…
Gay.Com UK & Ireland-Seriously: Pet Shop Boys 公式サイトSeriously: Pet Shop Boys Reinterpreted 観たい聴きたい。
ゼイディ・スミスのデビュー小説『ホワイト・ティース』に、フレディ・マーキュリーが登場するシーンがある。 「よその文化を冗談の種にするのは、良くないんじゃないかしらね」 楽団は,自分たちがそんなことをしていたとはつゆ知らずにいたのだが、これは…
成城トランスカレッジ!さんのところで、「図録・同性愛許容度の国際比較」という統計を見る。 社会実情データ図録−図録・同性愛許容度の国際比較 「全く間違っている」(1)から「全く正しい」(10)まで、同性愛許容度を10段階で調査。 日本は58カ国中、21位。…
ウィキペディア―Category:LGBTの人物 今さらながら、ウィキペディアの「LGBTの人物」カテゴリに分類されている項目をチェック。 今のところ、ウィキペディア日本語版でLGBTとして「公認(?)」されているのは誰と誰か、見てもらいたい。 LGBTの人物について日…
ジョージ・プラット・ラインス(1907-1955)が撮ったユル・ブリンナー。 Borrowed from artnet 1942年の作品だから、1941年にブリンナーが俳優になるためアメリカに移住してすぐのころだ。ユル・ブリンナーというとシェイブンヘッドがトレードマークのフェロモ…