今日のジョグジャカルタ


「性的指向と性自認の問題に対する国際人権法の適用に関するジョグジャカルタ原則」


11月9日(日本時間)、本日のジョグジャカルタ原則ニュースー


11月7日(NY時間、日本時間8日)、国連総会開催中の国連本部にて、アルゼンチン・ブラジル・ウルグアイの共催により、正式に公布式+パネルディスカッションを行ったジョグジャカルタ原則。
HRWから11月5日に出たアナウンスは、世界中のLGBTメディアを駆け巡っておりました。


11月9日きょう、まだ主催側からのレポートは出ていないようですが。


反対派、早っ!!


ジョグジャカルタ原則を支持するネットメディアが何もしていないカンジなのに、原則に反対を唱える保守系メディアには速攻で批判報道が駆け巡っているもようです。


発信源は、また、カトリック保守系国連NGOのC-FAMのようです。
C-FAMは、今年3-4月の国連人権理事会でのジョグジャカルタ原則公布のときも、いち早く反対・批判の情報を発信し、その主張は世界の保守系メディア(日本含む)を駆け巡りました(このエントリ]参照)。


今回も、ジョグジャカルタ原則国連本部公布式についてのレポートが翌日にはサイトトップを飾っています。
いずれアーカイヴに入ると思いますが、とりあえずサイトトップにリンクしておきましょう。
C-FAM - Radical Homosexual Campaign Launched by UN Officials


ただし言っておくと、このレポートはタイトルこそ「過激なホモセクシュアル・キャンペーンが国連職員により開始」と「糾弾調」ですが、内容は少しも曲解的などではなく、とてもニュートラルです。お陰で、公布式や今後のプロジェクトについて、ジョグジャカルタ原則推進諸団体より早くいろんなこと教えて貰えました(しっかりしろ支持派)。


にしても、保守の言葉ってのはスピードがあるな、と改めて思います。
僕は個人的にあまり「速い言葉」は好きじゃないのですが、こういう行動の速さを目の当たりにすると、なんだか感心させられてしまいます。