在英イラン人レズビアン、ペガー・エマームバフシュ強制送還問題のその後
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8月28日イランに強制送還されようとしていた在英イラン人レズビアン(彼女の性的指向は同性愛を法的に禁ずるイラン当局に知られている可能性が高く、送還されれば逮捕・死刑の危険あり)、ペガー・エマームバフシュさんのその後について。
支援サイトペガーさん強制送還反対から、現地時間28日午後9時(日本時間29日午前5時)の最新情報を引用します(リンク先に飛んで必ず全文を読んで下さい)。
要点は以下の通り:
入国管理局に強制送還再考・難民申請再審査の申し入れを行ったが、当局からの返答はまだ出てない。
オンライン署名を続け(メール・FAXは一旦停止)、続報を待つ。
午前8時(現地時間午前0時)時点で、UK Indymedia-Sheffieldに情報更新なし。
UKの在留許可が下りなかった場合、イタリアに受け入れられることは確定しているようだ(支援サイトイタリアでの動き(2)参照)。
8月28日午後9時(イギリス時間)、ペガーさんの支援団体Friends of Pegahのスタッフから連絡が入りました。以下にメッセージをお伝えします。
スタッフの方のコメント
「本日、シェフィールドの国会議員リチャード・カーボーンさんと支援団体との話し合いがあり、カーボーン氏が、それを受けて入国管理局に正式にペガーさんの件に関しての再考を求めました。また、ペガーさんの弁護団も入国管理局に難民申請の再審査の申し入れをしました。
政治的なルートでも、法の手続きでも、できることはすべてしました。今はこの申し入れの結果を待っています。数日中に何らかの動きがあると見られています。
そこで、この状況を踏まえ、英国内務省にたいするファックス、Eメールの送付を一旦停止するようお願いしたいと思います。皆さんの声は確実に英国内務省に届き、決定に影響をあたえるものだと思います。ここまでの皆さんの迅速な行動、温かい支援に心より感謝しています。
ただ、注意していただきたいのは、オンライン署名、ペガーさんの件に関する情報を広めることは引き続きお願いしたいということです。
また、入国管理局の決定によっては、また皆さんの緊急協力が必要となる可能性もあります。そのときはすぐに告知しますので、連絡を待っていてください。
(強調引用者)