「ダンシング・フォー・エイズ・オーファン」@横浜(8月8日、20〜22日)


いつも沢山のゲイニュースを発信しているヒゲネコさんの日記から−
横浜経済新聞ー横浜でエイズチャリティーのバレエ公演ー8日にBankARTでプレイベント

 8月20〜22日の3日間、神奈川県立青少年センターホール(横浜市西区紅葉ヶ丘9)で、エイズ孤児救済のためのチャリティーバレエイベント「ダンシング・フォー・エイズ・オーファン」が開催される。


同イベントは、ハンブルグバレエ団、ベジャールバレエ団、ローラン・プティマルセイユバレエ団などで長く活躍してきたリン・チャールズさん(横浜市港北区在住)が、公演のパートナーであったジョージ・ドンさんをエイズにより失ったことをきっかけに、バレエ公演を通して、エイズに立ち向かう人々を支援することを目的として企画したもの。


 同イベントのチケット収益金は、「スティーブン・ルイス基金」、「世界の医療団」、「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」、「アフリカ日本協議会」を通して、エイズにより両親を亡くした孤児への支援を始め、妊婦に対するエイズ母子感染防止薬、医療現場で必要とされる機器・物資の購入に役立てられる。


 同イベントには、中村祥子さん、ホセ・カレーニョさん、マーラ・ガリアッツィさん、アレキサンダー・ザイツェフさんなど、世界的なトップバレエダンサーが出演する予定。同イベント事務局は「イベントの趣旨に賛同し、出演料なしで世界各地から集まってくれたダンサーたち。これだけ豪華なメンバーが一堂に集まることは通常の公演でもあまりない、非常に珍しい機会」と話している。

 愛すべき、才能にあふれた仲間達を亡くしたことは、私に悲しみと同様に、 AIDS に立ち向かうための支援をしようと、きっかけを与えてくれました。現在まで、モスクワで開かれたバレエイベントを皮切りに、フランス、ベルギー、アメリカ合衆国、ドイツなど世界中で行われた、エイズチャリティイベントに参加、支援したという経験は誇りですらあります。そして、一人の人間として、また芸術家として、バレエという芸術が、不幸な境遇にある人々を手助けすることができるのは、素晴しいことだと感じています。


リン・チャールズ−D4AOサイトー設立人の挨拶


公演のチケットは高い…が、明日のプレイベントは入場無料、大人1口1000円の寄付で。


D4AO-Dancing for AIDS Orophans in Africa公式サイト(日本語)


リン・チャールズ日本公式サイト


ジョルジュ・ドンと踊るリン・チャールズ