エミネム、エルトン・ジョンのちんぽ切る
5月18日のエントリ・抱きしめろ!で、2001年グラミー賞授賞式でエルトン・ジョンが同性愛嫌悪的表現で有名なエミネムとデュエットし、抱きしめるというパフォーマンスをした、という少し古い話題を取り上げた。
僕はエミネムを追っかけてるわけじゃないので、その後彼がどうリアクションしたのか知らなかったのだが、こんな記事を見つけた。
エミネム、グラミー賞授賞式でエルトンをハグし彼のちんぽをペンチで切ったというシングルをリリース
2001年3月 The Onion: America's Finest News Source
ロサンジェルスー2月21日のグラミー賞授賞式でエミネムがエルトン・ジョンとデュエットしたことについていまだ国民の不満は続いているが、エミネムは火曜日、このパフォーマンスにインスピレーションを得たシングルをリリースした。その歌詞は
俺はグラミー賞授賞式にいた、エルトン・ジョンは俺をハグした
だから俺はペンチを出して奴のちっこいカマちんぽをねじ切った
そいつをブリトニーの喉に突っ込んでやった、クリスティーナ・アギレラにも
たぶんメス犬ども2人ともエイズになるだろう
ジョンはこの曲を「勇気がある」と讃え、「とても純粋なところから湧き出たものだ」と言った。
ええ〜本当?
と思ったら、たしかにありましたよ、シングル。これです。
Amazon.co.jp:Pilers (Single CD):音楽: Eminem
…
すみません。
The Onionはウソつきネタ新聞ですね。
ウソ歌詞に出てくるブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラも、エミネムに悪口言われてるアーティスト。
エミネムの同性愛嫌悪的表現は見過ごせないものだが、そのせいでグラミー授賞式でのエルトン・ジョンの行動も批判するLGアクティビストもいたらしい。でも、エルトンまで批判するより、こうしてネタにして笑ってやるほうがおもしろい気が僕はする。
じつはキングギドラにも、同じようなネタが出回っていたりする。
3人組ヒップホップグループ、キングギドラが30日発売の新アルバム「最終兵器2」の収録曲で、キュウリに“果たし状”を叩きつけた。野菜名こそ出していないが、歌詞で「おまえの緑のイボイボも今日まで」とけんかを売っている。昨年、同性愛者らに対する不適切表現でCD2枚の回収騒動を起こしたキングギドラが新たな波紋を呼びそうだ。
問題の曲は、1曲目に収録されている「公開処刑2」。タイトルからして過激だが、歌詞の中身はさらに過激。「ヘイヨー、そこの緑のクズ。おめぇに3つの選択肢を与えよう、腐るか、折れるか、糠につかるか…」。こんな強烈なラップで始まる。
続いて、「カロチンねぇ?ビタミンねぇ?用はねぇ。」とキュウリの栄養のなさを攻撃、さらに「時代に流されてブルーム(果粉)失ったバカ」と市場の急速なブルームレス化を皮肉り、たたみかける。
キングギドラのZEEBRAと言えば、かつては鼻にキュウリを差してステージに上がるほどの大のキュウリ好きで知られていたが、2002年のツアーで鼻の穴が裂けて以来、キュウリとは距離を保っていると伝えられていた。今回の歌詞はその遺恨が元になっていると思われる。
ヒップホップ界に詳しい音楽関係者は「本場・米国ではラッパーが嫌いな野菜をこき下ろすのはあたりまえ。大量の野菜をステージで焼き払うこともある。そういったパフォーマンスが文化として定着しており、珍しいことではない」と語っている。
思わぬ奇襲を受けたキュウリだが、果たして今後どのような反撃に出るのか…ヒップホップ界、農業界双方から注目が集まっている。
え〜おあとがよろしいようで。