Alan Cumming様〜ウェディング


ちゃんとチェックしないうちに2ヶ月以上、旬を過ぎちゃった感じだけど、とりあえず記録のために。


1月7日
アラン・カミング様ウェディング
GAY COM.
AllAbout:Gay Life



前妻との離婚(98年)後9年、41歳でゴールイン、新たなスタート。
お相手はグラント・シェイファー様、イラストレーター。
ロンドン、オールド・ロイヤル・ネイヴァル・カレッジにて。
ゲストはイアン・マッケラン様、ルーファス・ウェインライト様ほか140人。


まあ、サーもご来臨あそばされたのね。
ライザ・ミネリ様からの祝電なんて、ないかしら…


カミング様もシェイファー様もアメリカはNY在住ですが、CUになるためにイギリスへ行かれたのね。カミング様はスコットランド出身。


お2人の交際は2年。
この2年っていうのがよくない?「苦節ウン10年!」とかじゃなくて。
「う〜ん、やっぱこの人かな?」というところでパートナーになる。
それでその先の関係にも、見通しがたってくる。将来のプランが立てられる。
もちろん、同性結婚続出の一方、同性離婚続出なんてのもいい。
(まあ!おめでたいニュースでなんてことを!)


カミング様は、すでに昨年2006年秋には、結婚の意志を発表されていたそうで(→ここ)。「アメリカで結婚できるなら、とっくにしている!」と。
カミング様にとって、シェイファー様は人生のバディ、伴走者という手応えがあったのでしょう。
少なくとも、「バンクーパーの高級フィットネスクラブでヨガポーズでセルフフェラチオをしている男のイラスト入りTシャツを着て女性利用客に難癖をつけられ着替えることを拒否しクラブから追い出された」*1カミング様を鷹揚に受け止めることができる方に違いありません(苦労しそうですね、気の毒に)。


で、「スコットランド男が結婚するなら、結婚衣装はやっぱりキルトでしょう!」というオピニオンも出ていました。
「花婿が2人、しかしズボンは0本!」
な、なんと優れた思想であることか…!
 (↑明らかに間違ったよからぬことを考えていますね)
しかし、同性愛を頑として認めぬカトリック(怒)が幅を利かせるスコットランドの伝統衣装で結婚式を挙げるという案も、ステキな感じです。


スカートじゃないよ


ご結婚なさったのはこちらでしょうか?
http://www.oldroyalnavalcollege.org/
シビル・セレモニーというと、きっとチャペルなんかじゃないのかしら。


セレモニーの風景は、こんな感じで。

The couple walked down the aisle to the theme song from 1994's Circle of Friends, Cumming's first big film, and then took guests to a nearby rented ice rink for a newlywed skate to the tune of Queen's "You're My Best Friend."

E!News


お2人のお写真


いい顔しちゃって。


それにしても。


カミング様がこんなにラブラブハッピー状態(恥ずかしい)なのに、なぜこのお方には相手がいない?!!*2
   相手選びすぎてんじゃないだろうか?
(全国のミドルエイジ好きの皆さん、今すぐロンドンへ走れ!←嘘)



晴れて伴侶持ちになったカミング様、2007年撮影・2008年公開予定の新作映画はその名も「Coming Out」。
キャサリン=ゼダ・ジョーンズ様と共演。
キャバレー・パフォーマーのカミング様+英ド田舎のラグビーチーム+カミングアウト
予測される化学反応がヤバすぎる感じ、フフフ。


アラン・カミング様公式サイト
http://www.alancumming.com/
カミング様のすばらしいファンサイト(日本語)
http://ac.chabashira.net/
いつもお世話になっております。
グラント・シェイファー様公式サイト
http://grantshaffer.com/
ちょっと松本大洋風の絵がなかなかステキ。

同日23:00追記


ちょこちょこと修正・書き足し。
やっぱりこういう「慶事ネタ」って、楽しいですね。
しかし、冒頭に上げたニュースサイトでは、「本当に結婚したかったならカナダに行きゃよかったのに、英のCUなんて」と、パートナーシップ制度の内容も踏まえたコメントややり取りがあったりします。
神社や教会で「お遊び」ゲイ・ウェディングが行われただけで無邪気に喜びそうな自分は、まだまだだなあ、と思いました。

*1:カミング様ファンサイト様2005/1/1の記事より。これはカミング様が悪いと思いますけどね。Tシャツのデザインにもよるでしょうが、シモネタの押しつけは立派なセクハラですから。しかし元旦からこんな記事を上げているファンサイト様も天晴。

*2:2006年は重大事件・沈痛な事件が多々あったにもかかわらず、うっかり僕的06年ニュース・トップ10ぐらいに入ってしまった驚きネタ(笑)。アクターとしてそれほど関心の持てる人じゃないけど、まだカミングアウト・スターも少なかった時代、「アナザー・カントリー」で有名になり二枚目俳優でやっていけるにもかかわらずカミングアウトした彼には(そのためにホモフォビアの強いアメリカ映画界での活躍の可能性をだいぶ削ったに違いない)、いつもリスペクトを抱いていたので。今年のマルディ・グラでも250人カイリー・ミノーグ(怖い…)のフロートを指揮して、ゲイリーダー的役割も果たしているのに、よほど男運が悪いのかしら。その後彼が幸せになったかどうかご存知の方、ご一報下さい。でなければ、誰か彼を幸せにしてやって下さい。